エスケイジャパンのSDW-J5Lを購入。タンク式食洗機は一人暮らしの救世主となるか。

どこにでも置ける!…わけではない。

昨年10月ごろ、Twitterで回ってきて存在を知って一目惚れして、絶対買うぞ冬ボで買うぞ待ってろよ~~~って2ヶ月程我慢していたところ、都合よくPayPayの20%還元キャンペーンにありつけたのでホクホクで食洗機を買いました。
工事のいらない食器洗浄乾燥機 通販 - ディノス:
https://www.dinos.co.jp/p/1120704783/
↑一応公式製品ページっぽいとこ。

それなりに使ってみたので、こちらのタンク式食洗機をレビューしていきます。

一般的な食器洗浄機との違いは?

1~2人用で価格.com売れ筋トップはパナソニックのこちら、NP-TCM4。もう少し手持ちに余裕があればNP-TCR4でもよさそう。
というか食洗機というジャンルでパナソニックめっちゃ売れてるみたい。

で、上記機種に限らず基本的に食器洗浄機は給水と排水を必要とします。水なしでは洗いようがないですからね。
給水はシンクの水栓からホースを分岐させる必要があります。
設置も取り外しもカンタン!賃貸住宅でも置ける! | 食器洗い乾燥機/食器洗い機 | Panasonic:
https://panasonic.jp/dish/attachment.html
↑こういうイメージですね。その分岐水栓自体も、メーカー製だと5000円を下らなかったり、工事費用も5000円くらいかかるようです。

という、お金がかかるし面倒そうでもある給水のためのプロセスを、「タンク式給水」というアプローチで解決したのが本製品です。

工事は不要だが設置は一苦労

結構大きな箱できて、本体を取り出すのすら疲れました。できれば2人での作業が安全かも。
サイズは幅・奥行き・高さともに約40cm。重量は10kg程度とのこと。
保持は本体下部に溝が入れてあるのみで、やっぱり設置も疲れました。置くだけで一仕事したという感じ。

先程、「食器洗浄機は給水と排水を必要とします」…などと言いましたが、当の本人が開封時これについて全く気づいておらず、ホースを見た途端に「あ゛っっ」と声をあげてしまいました。
タンク式だからといってどこに置いてもいいわけではなく、排水先を確保しないといけないわけですよね。そうだよ。
ちなみにこの排水ホースは1mくらいしかないので、シンクまたは他の排水先までそのくらいの距離しかとれません。また、電源コードも1.2m程度なので、電源からそのくらいの距離しかとれません。

電源はどうにかなるとして、排水コードがもう少し長ければメリットを活かせると思うんですが…
幸い、もともと考えていた設置先が条件に合致したので無事置くことができました。

給水タンクは本体の背中。

給水のためのタンクは本体の後ろにセットされています。

取り外して、直接水道から水を入れます。だいたい6L。

付属の2Lカップを使って直接水を入れることも可能です。
どっちにしろ6kg分の運搬は必要なので、本当に疲れているときはそれすらもめんどくさい説……


1人分なら食器と調理器具をまとめて入れられる。

庫内サイズはこんな感じ。幅32cm、奥行き30cm、高さ20cmの空間です。

かごがついていましたが、今の所使い勝手はよくないので外しています。

茶碗・汁椀・お皿2枚・グラス・箸・しゃもじ・フライパン(22cm)を入れるとこんな感じです。取っ手が取れるティファールさまさまです。

サイズによりますが、まな板も入ります。

3合炊き炊飯器の釜を入れても、まだ余裕があります。

洗浄コースは4種類から選べる。

操作パネルはシンプルな7つのタッチボタンから構成されています。
右端の電源ボタンは常時点灯していて、これをタッチすると他のボタンとタイマー部分が点灯します。
コース 説明 洗浄時間 乾燥時間
ソフト洗い 長期間使っていない食器を使う前に
洗うときに適しています。
25分 乾燥なし
強力洗い 油汚れが多い食器に適しています。 90分 30分
標準洗い 食後すぐの食器洗いに適しています。 60分 30分
スピーディー洗い つけおき、水洗い後の食器や
軽い油汚れの食器洗いに適しています。
35分 10分
乾燥 手洗い後の食器の乾燥や、
食器のあたために適しています。
洗浄なし 60分
各コースの内容について説明書から転記しました。
それぞれコースボタンを押して、スタートボタンを押すと運転が開始します。

言うまでもありませんが、食器は食洗機対応の食器のみ、洗剤も専用のものを使う必要があります。
普通の(手洗い用の)洗剤を使うと最悪故障するらしいので、ケチらず専用洗剤を買いましょう。

運転中の音は結構大きい。

1mも離れないところからスマホで撮ってみましたが、実際はもっと音が出ます。
洗濯機くらいと言ってもいいかもしれません。
一般の食洗機がどのくらいの音を出すかはわかりませんが、深夜に使うにははばかられます。

洗浄性能は十分。

標準洗いコースで使っていますが、肉を炒めたフライパンをそのまま突っ込んでもちゃんと綺麗に洗ってくれます。

カレーを食べたあとのお皿ってこんな感じになっちゃうじゃないですか。

ぴっかぴかのつるっつるになります。
70℃程度の熱湯と専用洗剤でしっかり洗うので、この程度はなんてことないのでしょう。

総評。

タンク式給水、便利でもあるし面倒でもある。これに尽きます。
前述しましたが排水の関係があるため、初期工事が要らないというメリットにしかなりません。
例えばシンク下に置こうにも、排水ホースを上に回してシンクに向けたところでうまく排水できるはずもありません。
たまに、「このタンクの給水口に蛇口からホースで水注いだらめっちゃ楽なんじゃね…?」とかいう支離滅裂な発想が浮かびます。それただの食洗機。

一方、食洗機としての性能にはあまり不満はありません。強いて言えば音が大きいことくらいですが、深夜に動かさないように気をつければいいだけの話です。
標準コースで1時間(+乾燥30分)かかるので、時短になるかはともかくですが、そもそも自分でやってるわけじゃないので別に時間はいくらかかってもどうぞという感じ。
電気代もかかるかもしれませんが、自分でやるしんどさに比べれば多少の金くらい全然出しますよという話。あのね、世の中の家事はもっと人件費換算されるべきですよ。

やっぱり、自分で洗い物をしなくていいというのはだいぶ楽です。
多少面倒な給水も、ご飯作ってる隙間でカップ使ってちょいちょい注ぐなどすれば一気に6L運ぶ必要もありません。
どうせ洗ってくれるし、と思うとちょっとお皿を贅沢につかったり、気持ちに余裕も生まれていいですね。
救世主になったのか?少なくとも既に私の生活には不可欠の家電となったので、救世主は言い過ぎでも天使くらいには持ち上げていいと思っています。

水栓の購入費用や工事費などがかからないと考えれば、食洗機としての初期費用はかなり安い方になる製品。
食洗機を探している方、こちらのタンク式も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。


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